生体試料情報統合

研究計画生体試料情報の収集と統合に関する検討

生体試料情報について、次世代多目的コホート研究(JPHC-NEXT)と日本多施設共同コーホート研究(J-MICC STUDY)など各コホート間の相違点について確認し、測定値の比較性の検証、相互補正方法(キャリブレーション法)を検討します。


次世代多目的コホート研究(JPHC-NEXT)は、千葉県地域、新潟県村上地域、新潟県魚沼地域、静岡県掛川地域の分子疫学コホートと、また、日本多施設共同コーホート研究(J-MICC STUDY)は、慶応大学、山形大学などの分子疫学コホートと連携関係にあります。

 

これらの、最近開始した分子疫学コホート研究では、生体試料の収集方法が完全に一致しているわけではありませんが、健診の場を用いているなど、検体収集環境が実質的に類似しています。

これらの生体試料情報を将来統合するにあたり、その保管環境の比較とその測定値の比較性の検証、相互補正方法(キャリブレーション法)を検討します。

さらに、生体試料の分散保管等、巨大災害時の生体試料バックアップ体制についても検討し、その方法を確定します(2012-2013年度)。


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