妥当性研究を開始しました
各地域で、戦略推進費の支援による妥当性研究を開始しました。
現在日本で行われている、住民ベースの大規模なコホート研究で遺伝情報も収集しているもの(JPHC-NEXTとJMICC)では、研究間で異なる調査票が使われています。将来の統合を見据え、その個別項目の相互補正方法の検討を行うことを目的に、妥当性研究を実施します。ご協力よろしくお願い申し上げます。
調査地域:
JPHC-NEXT研究及び連携コホート研究の5地域(秋田県横手市、長野県佐久市、茨城県筑西市、新潟県村上・魚沼地区、山形分子疫学コホート)
調査時期:
2012年11月から2013年11月
予定測定項目:
・ JPHC-NEXT研究調査票2回
・ JPHC-NEXT研究ウェブ調査票1回(JPHC-NEXT研究調査票と同じ項目。最初の調査から半年後または1年後)
・ J-MICC研究調査票2回
・ 週末を含む連続した3日間の秤量法食事記録
・ デジタルカメラ(貸与あるいは対象者の携帯電話のカメラ)による食事などの撮影
・ 食事記録と同時期及び最初の食事記録から1年後の採血(血清・血漿・白血球DNA・赤血球)
・ 24時間蓄尿
・ 味覚(塩味)閾値測定
・ 汁物(家庭調理)塩分測定
・ 笑う頻度の測定
・ (J-MICC研究対象者への新たな調査項目はJPHC-NEXT研究調査票1回のみ)